メルカリでウェディングドレス買った話
夢も希望もなく申し訳ないですが、私はウェディングドレスをメルカリで購入致しました。
周りに話すと、
「メルカリでそんな物まで売ってるの??」
という疑問や、夢見る女子からは
「一生に一度なのにそんなんでいいの!?」
など若干の引かれたりいろいろな意見をもらいました。
メルカリ使いすぎて、私にとっては割と普通の選択肢だったのですが、ウェディングプランナーさんにまで「初めて聞きました!!」と言われたので、ちょっとレアな選択肢としてメルカリで購入しようと思った経緯と、購入のポイントをお話したいと思います。
プレ花嫁さんの参考になれば幸いです。
そもそもウェディングを買うべきなのか
まず最初に、そもそもウェディングドレスを買うべきなのか。と言う話なのですがここは予算とこだわりに合わせて選べばいいと思います。
私の場合は、国内でのプチ披露宴とハワイ挙式でドレスが必要かつ、どちらもレンタルの場合20万×2回との事だったのでこの時点で購入を決定しました。
ちなみにどちらも持ち込みは無料だったので購入した方が断然お得な判断です。
また身長が低めでレンタルのバリエーションに不安があったり、ハワイでどうせならドレスを着たまま海に入って写真撮りたいというインスタ映え願望もあったからと言うのも理由の一つです。
どこで買うのか
ウェディングドレスの値段は本当にピンキリです。
こだわりの新品ならブランドのドレスショップでオーダーしたり、安くてもいいなら楽天とかで韓国製のドレスが数万円から買えます。
他に試着をして安く購入したい場合は展示品の処分セールが年に何回か開かれてるようです。
ここからは本当に個人の価値観なのですが、たかが2回しか着ないドレスに数十万円かけるほど私にはドレス願望がなかったのです。
(最終的に海に突っ込む予定でもありますし…。)
でも楽天のペラペラのドレスは嫌だな…。
となった所でメルカリです!
メルカリに出品されているウェディングドレスとは
ウェディングドレスって買う時は盛り上がりますが、式の後はかさばるし不用品ランキングでは上位に上がるようですね。
先輩花嫁さんこだわりのドレスが沢山出品されています。
時にはブランド物の数十万円クラスのドレスが、数万円で購入できます。
中古が嫌な人には向かないかもしれませんが、ウェディングドレスは1回着ただけでクリーニングにだして保管されていた綺麗な物が大半です。
散々服やらカバンやらをメルカリで買っている身としてはむしろ安全な代物に見えます(笑)
試着できなくていいの?
メルカリで買っておいて言うのもあれですが、試着はするべきだと思います。
ただ、私の場合は前撮りの韓国フォトウェディングで10着以上試着して自分に似合う形かつ、歩きやすいドレスを見極めていたので似たようなタイプを選びました。
ここで沢山試着したからこそ安心して購入できたので、ウェディングドレスを着たことない方は試着できる機会を探して納得いくまで試すべきだと思います。
細かいサイズは親族に裁縫のプロがいるのでお直しをお願いしちゃいました。
普通に外注でお直ししても新品買うよりは安くていい物買える思います。
いくらだったの?
若干の値下げ交渉をして2万6千円で購入できました。
形もイメージ通りの美品で大満足です。
ちなみに新郎のタキシードもメルカリで購入予定です。こちらも韓国で様々なカラーのタキシードを試着して、似合う色を知れたからこそ納得して選べています。
(驚くほど似合わない色や形もあるので、油断してはいけません)
メルカリで相場を見ているとタキシードの方が値段が高そうです。我が家価値観になりますが、購入しても良さそうなしっかりとした品は5万前後かと思います。
一応名の知れたメーカーの物で、新品だと10ー20万くらいの品物ですね。
お金のかけ方は人それぞれ
私はハネムーンにお金を全振りしたいタイプなので、式関係で削れるだけ削りました。
(ゲストにかけるお金はけちってないですよ!)
お金のかかるイベントこそ節約効果は絶大なので「一生に一度ですから…」の言葉で思考停止しないでよーーく考えてくださいね!
何も考えずにレンタルしてたら40万だったのが、少し考えただけで2万6千円です。
近場だったらもう一回ハネムーン行けちゃいます。
私の場合、結婚式にこだわりが無いからこそめちゃめちゃ考えてます。
(むしろ結婚式にこだわりがある人は、満足感が減るので無理してに節約する必要はないと思います。)
他にもいろいろな箇所で、周りから驚かれる節約の選択をしたのでゆるーくご紹介していきたいと思います。
花嫁の皆様!結婚イベントを存分に楽しみましょう!
ホワイト企業に入社できたけど会社辞めたい社会人の話
社会人3年目。最近仕事辞めたいなぁ。という気持ちが高まっているので自分の性格について考えたことをつらつらと書きます。
オチとか全然ないです。
初めて働き始めたのは高校生のアルバイト。そこから大学卒業まで短期の物も含めれば10個以上アルバイトを経験しました。(海外旅行にドはまりしてからは、旅費を稼ぐために2つ、3つ掛け持ちしてました…。)
根性がないとか打たれ弱いとかいうわけではないと思う
これが多いのか少ないのか分からないですが、1つもばっくれとかはしたことないのです。
新しくバイトを始めると、そんなに有能なわけではないので最初はそれなりに怒られます。嫌なこともちょいちょいあります。人間関係がさほど良くない職場もあれば、体力的に楽なわけでもないお仕事もありました。
でもそういう理由がメインで辞めたことってないんですよね。
個人的な感覚ですが、アルバイトを辞める人って1カ月以内が大半だと思います。
怒られてばかりだし、なんかきついし辞めちゃおっていうパターンですね。
ここを乗り越えるとだいたい、学業とかライフスタイルの変化とか理由がない限り辞める人は少ない気がします。
ある日急に冷めてしまう
じゃあなんでそんなにバイトを転々としているのかというと、1~2年くらいたったある程度慣れてきたころに辞めてるんです。
大体一通り業務を経験して、バイト先にもだいぶなじんできている時期です。
そのころになるとバイトの全体像が見えてしまうんですよね。
そして、「このままいったら私こんな好きでもないことあと3回(3年)も繰り返すの…?」と思ってしまうんです。
もしくは、ある程度周囲に認められてランクアップ(バイトリーダー的な役割)を打診された時などに、「こんな好きでもない事、時給が何十円か増えるだけで責任負わされるの…?」と思ってしまうんです。
こう思ってしまったらもう最後。
私が楽しいと思えるバイトあるんじゃないかな?と思って、節目でも何でもない時期に適当な理由をつけて辞めてしまうのです。
部活や社会人サークルでも同じ
大学の部活も2年生になるころに退部しています。
部活自体は雰囲気もよく嫌いではなかったのですが、そこまで熱い思いは持ってなかったんですね。
それで、2年生になって係など役割を決める事になった時急に、
「えっ。たかが部活でこんなに時間とられなきゃいけないの…?」
と思ってしまったんですね。
こういった活動の場合、自分の「好き」という気持ちだけで行っているものなので「好き」な気持ちとかけられる労力のバランスが崩れるとものすごく辛くなります。
働きはじめてから入った社会人サークルも、運営の仕事に関わり始めてから急に嫌になり適当な理由をつけて辞めてしまいました。(これも1年くらいで辞めました。)
好きなことしか頑張れない性格らしい
この辺でようやく気付いたのですが、どうやら周囲に比べて人一倍好きなことしか頑張れない性格らしいです。もしくは、やりがいや楽しさを見つけるのがヘタな人間なのかもしれません。他の人の感覚が分からないので、どちらなのか分かりませんが。
こんな私でもきちんと卒の正式な節目までやり遂げた活動もないわけではないです。高校の部活や、大学の音楽サークルなどはきちんと年次に即した役職に就き卒業までやりとおしました。
どちらにも共通していたのは、その場所がとにかく好きだったことですね。
正直辞めてしまった数々の場所よりも大変なことは多かったはずですし、そのために犠牲にしたこともいろいろとありましたが、何かを犠牲にすることを疑問に思わなかった時点で好きだったんだと思います。
しかし好きな事はなかなか見つからない
ここで冒頭に戻ります。
今現在、おそらく今までと同じような理由で仕事が辞めたいようなのです。
3年目になって感じているのは今までより遅めですが、自分の将来の仕事内容が具体的につかめて、かつ周囲から責任を求められるようになったのが最近だからだと思います。
やはり、「こんな好きでもないことあと40年近くやるの?」とか「なんでこんなどうでもいいことのために、残業してるんだろう。」とか思うことが増えてきております。
ここまでくると、じゃあなんでそんな会社入ったんだよという話になるのですが、そもそも就活の時にやりたい事がひとつも思い浮かばず、「だったら待遇のいい会社に入ろう!」という信念のもと就活した結果が今なのです。
仕事内容自体は、数々の多彩なアルバイトをした経験から、「ちょっときついとか、新しいことを覚えること自体は苦ではないし耐えられるからなんでもOKでしょ。」と軽く考え正直ほぼ視野に入れてませんでした。(周りにも待遇だけ考えて就活している人はいなかったので、かなり変わった目で見られてました。)
目標に向かってはそれなりに頑張れるタイプなので、人気企業の選考を通れるよう必死に筆記の勉強をし、かなりまじめに面接の練習を行った結果、自分の中で最も理想的な待遇だった会社に滑り込むことができました。
その結果が今の会社辞めたいなぁ。なので、つまり自分の性格に気付くのが遅すぎたのですね。(なお職場の人は皆さま優秀ですごく優しいですし、休暇も多めで給料もそこそこなのでそのあたりに不満はありません。)
ここまで読んでくださった方は、「じゃあ好きな事頑張れるなら好きな事やれよ!」と言われると思うのですが、お恥ずかしながらまだひとつも好きな事が思いつかないんです…。いい大人なのにすみません。
でもさすがにつかみ取った正社員の地位を捨てるのは惜しいので、勢いだけで退職は考えていませんが転職については毎日のように考えてしまいます。
特に新卒採用のお手伝いで、きらきらした目の学生さんから、「やりがいはなんですか??」と聞かれた日は家に帰ってそこそこ考え込みます。(その場では大人なのでそれっぽいことを笑顔で語りますが。)
もう年齢的には十分大人なのに、なかなか割り切れませんね。
好きでもない仕事を淡々とこなしている人に、コツをお聞きしたいくらいです。
終着点のないお話しで申し訳ないですが、今就活中の学生さんはホワイト企業には入れてもそれだけで人生満たされない人もいることも頭の片隅においてみてくだいとお伝えしたいです。
以上深夜の愚痴でした。
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~まとめリンク~
タビイクでキューバ旅行に行った際の旅行記です。
これからキューバ旅行に行く方のお役に少しでも立てればうれしいです。
よろしくお願いいたします。
目次
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol1 事前準備編~ - 今すぐお家に帰りたい
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol2 いざキューバへ!編~ - 今すぐお家に帰りたい
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol3 一人で泊まれるかな編~ - 今すぐお家に帰りたい
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol4 迷子と親切おじ様編~ - 今すぐお家に帰りたい
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol5 鍵は空から降ってくる編~ - 今すぐお家に帰りたい
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol6 リズム感と頭脳は別物編~ - 今すぐお家に帰りたい
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol6 リズム感と頭脳は別物編~
オスカルハウス
ホアキナの家から紹介されたのはオスカルの経営するCASA。
歌も踊りも上手な陽気なおじさんオスカル。また英語もしゃべれるあたり恐らくやり手である。
女子は3人1部屋。男子は2人1部屋をあてがわれた。
部屋はカラフルで清潔。(滞在中もペンキの塗り直しで壁の色が変わっていた)
エアコン付きで、お風呂、トイレはついている部屋と共用の部屋がある。
4人部屋などベット数は様々なのでどの部屋になるかは運しだいなのかも。
荷物を置いても時間まだまだお昼過ぎ。遅めのお昼ご飯を食べに私たちはキューバの街に繰り出したのでした。
陽気な韓国人親子
オスカルハウスから観光地のオビスポ通りに行こうとしたところで、韓国人の親子に声をかけられた。トコさんが私たちに会う前に観光のアドバイスをしたようで、とても頼りにされていた。(トコさんは韓国語もちょいちょいしゃべれるのだ。)
流れでそのままオピスポ通りまで向かうことになった。
話を聞くとNYで働くお父さんと中学生くらいの息子の2人旅。
息子君は父につれてこられた感もあるが、年のわりに大人びていて旅慣れているようだった。そして英語もペラペラである。
そしてみんなでカラフルな街並みに感動しながら、音楽の流れるレストランに入ったのでした。
本場生演奏と参加型の恐怖
キューバの観光地ではこうした生バンドの演奏をしているレストランがたくさん目につきます。
それなりの音量で演奏しているので、ゆっくりお話ししたいときにはバンドから少し離れた席を選ぶといいでしょう。
なにはともあれ私たちタビイク一行と韓国人親子は適当に料理を頼んでシェアすることに。
海外での1人前はたいてい日本の1.8人前のイメージだったりするので誰かとシェアできると大変助かりますね。
トコさんからキューバの料理はイマイチなことが多いと脅されていたのですが、普通においしいと思える味。珍しくおいしい店にあたれたようです。(値段も観光客プライスでしたが。)
楽しく食事をしていると、生演奏バンドからダンスのお誘いが。
ダンスの得意なFちゃんは即興でしたが華麗にボーカルのお姉さんとステップを踏んでいました。さすがです。
残りの恥じらいを捨てきれない我々は、手拍子で参加することに。
しかし、ラテンの16ビートに合わせた合いの手がどうしてもできない人が1人。
韓国人パパさんです。
結局私達全員と、バンドのパーカッションの人全員での指導のもと10分がかりでようやく習得できました。
雰囲気から結構エリートサラリーマンかと思っていましたが、あきらめず夢中に練習して、できた瞬間全員から拍手喝采されている姿はとても楽しそうでした。
(夜に宿で再会したときにニコニコと披露してくれましたが、残念ながら独特なリズムに逆戻りしてました。残念!)
演奏終了後、チップの回収とCDの販売攻めにあいましたがそこまでしつこくなく解放してくれました。
CDは正直いらなかったので買わなかったですが、チップは散々楽しませてもらったのでみんな1CUCずつぐらいは渡したと思います。チップ文化に慣れていないと難しいですが、私は楽しませてもらったかな~と思ったらその国の相場程度をお渡しするスタンスです。
【東京・新富町】IMANO TOKYO GINZA HOSTELに行ってみた~コンパクトなビジネスホテル風~
丸の内徒歩圏内のゲストハウスを探して
またまた丸の内で朝から仕事の予定。本当にラッシュの電車は嫌いなので、徒歩で仕事場までいけるゲストハウスを探しましたが、さすがに東京のど真ん中に3000円以下の安宿は見つかりませんでした…。
そこで少し範囲を広げて見つけたのがこちらのゲストハウス。東京駅まで徒歩20分程度。銀座、新富町、京橋などが最寄駅です。
とりあえずチェックイン
オシャレな外観にきれいなロビー。スタッフさんも若くてきれいな方でした。
最初に簡単に館内の説明と料金のお支払い。バスタオルなどもこちらでレンタルできます。
3Fから10Fまですべて客室。少人数向けの部屋もあるようですが、満室だと相当な人数が宿泊できますね。
共用ラウンジ
2Fは共用のラウンジ兼カフェ&バーになっています。
基本的に飲食持ち込みも可ですが、朝食の7:00~10:00は持ち込みでの利用が禁止。
客室での飲食もNGで各階に食事をとれるような共用スペースがないので朝は少し不便ですね。
ポットとレンジ、冷蔵庫などが共用で利用できますが調理ができるほどの設備ではないので、本格的な自炊がしたい長期滞在者にはあまり向いていないかもしれません。
お部屋の雰囲気
ブースは遮光カーテン付きで部屋の明かりが気になりません。
部屋全体の明かりを消すスイッチもありますが、私の泊まった時は誰も消さなかったようでつきっぱなしでした。
スーツケースなどは外に出しておくしかないので、泊まっている人数によっては共用ゾーンがものでごちゃっとしているかもしれません。
私の部屋は6人部屋でしたがこのような感じでした。
部屋はオートロックになっていて、チェックイン時に渡された暗証番号で開けます。
ただ開けるたびにウィーンという音がするので、出入りが多いと少し気になります。
埃っぽさは?
恒例のハウスダストチェック。
部屋にはクーラーと空気清浄器が設置されているので、埃っぽさはさほど気になりません。3日間掃除しなかった自宅程度の感じで(絶対伝わらない…)1,2回鼻をかめばOKレベル。6人部屋ということを考えれば十分な清浄度です。
水回りは?
シャワールームにはシャンプー、ボディーソープも設置されています。そこそこ質もよく髪の毛もゴワゴワにはなりませんでした。
個数は各階2つほどのようです。
フロアにもよりますが各階20人弱泊まれるはずなので少し数が足りない感もあります。どのフロアのシャワーを使用してもよいので、(女性専用のフロアもあります)空いているシャワーを探してさまよっている人を何回か見かけました。
時間帯によっては若干待ち時間が発生しそうです。
トイレと洗面台も各階に設置されています。
どちらも清潔に保たれていました。洗面台にはドライヤーが各階1つ設置されています。
騒音度は?
日付が変わる前くらいまで、隣の部屋が少し盛り上がっていたようでキャーキャー聞こえていました。(グループで貸し切りだったのかな?)
グループで宿泊している外国人ゲストも多そうだったので、この辺りは運によるとしか言えません。
交流度は?
共用スペースもカフェが解放されているのみで、ゲスト同士の交流は少なそうです。
ビジネスホテル的な雰囲気で、東京駅周辺で仕事があるときには便利なゲストハウスかと思います。
総評
この立地でこの価格は素晴らしいです。
ゲストハウス的な楽しみは少ないけれど、安く都心のアクセスの良い所に泊まりたいという時にはぴったりなゲストハウスです。
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol5 鍵は空から降ってくる編~
タビイク参加者との合流
親切おじ様の乗合タクシーで無事空港に戻れました。
事前にタビイクのラインで画像を送られていた集合場所に行くと、参加者はすでに全員集まっていました。
私以外は全員空港泊だったようです。
みんなタフですね。
昨日までのことをざっくり話し、簡単に自己紹介。
今日から5日間一緒に旅するメンバーです。
初めての海外旅行。ヘビースモーカーのFちゃん。
東京のしっかり者大学生S君。
もうすぐ社会人、関西の大学生K君。
全員年下ですね。みんな長時間フライト&空港泊の後なのにすごい元気。
引率のトコさん登場!
しばらく雑談していると、おまたせー!!!と元気な声とともに引率のトコさんが登場。
さん付けはお嫌いなようで、トコかトコ様とお呼び!とおっしゃっていましたが尊敬の念を込めてトコさんと呼ばせていただきます。
通常タビイクではさぁ!街へいけ!という放置プレイからスタートらしいのですが、英語もほぼ通じないということでトコさんのアシストのもと、街までの移動手段をタクシーかバスを選択することに。
タクシーだと1台約3000円。バスだと空港からバス停まで30分くらい歩くけど1人5円ほどとのこと。
しばらくみんなで悩んだ末に、空港泊もして疲れているのでタクシーにすることに。
トコさんに見守られながら値段交渉を行い無事にキューバのランドマーク、カピトリオ(国会議事堂)まで到着しました。
観光本や写真で何度も見ていましたが、本物は綺麗でおしゃれ。
こういう建物は実物を見てがっかりすることも多いけれど、こちらは実物の方が素敵でした。
あちこち走るクラシックカーと、観光客で賑わうカラフルな街並み。
昨日宿泊していた辺りは少し中心部から外れていたようで、ここに来てキューバに来た実感が増して来ました。
鍵が降ってくる宿 ホアキナの家
宿探しのため、一旦カピトリオのすぐそばで日本人旅人御用達のホアキナの家へ向かいます。
この宿は建物の2階に入っているのですが、1階の入り口がオートロックになっています。
1階の鍵の開け方なのですが、これが驚き。
チャイムを鳴らすと2階の窓から鍵が落とされるので、上から降ってくる鍵をキャッチして自分で開けます。
宿泊者には鍵がレンタルされるので自分で入れますが、1回目は必ずみんなが通る道です。
そんなキューバの洗礼を受けつつ、ホアキナの家の空き状況を聞くと4人泊まれる部屋はあいにく空いてないとのこと。
ただこの辺りの宿はコミュニティができているようで、すぐそばの空いている宿を紹介してもらえました。
【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol4 迷子と親切おじ様編~
ここはどこだろう
朝食を食べた後は鍵が開けっ放しの部屋に戻り荷造り。
(鍵をかけないとドアがしまらないのでフルオープン状態)
時刻は午前10時。このあと13時に空港でタビイクの参加者と待ち合わせなので一度空港に戻る予定です。
空港への戻りかたはバスとタクシーの二択で、時間がありそうだったらバスに乗ってみようと宿の近くのバス停を調べてきていました。
バス停までの距離を考えるべく、宿周辺の地図とバス停マーク付きの地図を見比べようとしたところ…。
なんと宿周辺の地図がありません。
どうやら印刷した後持ってくるのを忘れたらしいです…。
普段ならGoogleマップで一発なのですが、ここはWi-Fiが限られた場所でしか使えないキューバ。インストールしてきたMapsMeもGPSがうまく働かず、現在位置はカリブ海を指したまま。
一応持ってきていた地球の歩きかたも日本語の地図のため宿の人には読み取ってもらえず断念。
※宿から出てみたものの目印になりそうなものは何もない住宅街だった…。
昨日は空港から送迎を依頼していたため無事にホテルにたどり着きましたが、自力でタクシーを選んでいたら夜の空港から脱出は不可能だったでしょう…。
自分がどこにいるのか分からないものの、タクシーで空港に向かえば問題ないので結局バスはあきらめることにしました。
親切おじ様現る
チェックアウトをしようとすると、女将さんが何やら雑談中。
急いでいるわけでもないのでテラスでぼーっと待っていると横から突然。
「Are you Japanese?」(日本人?)
との声が。
わかる。相手が何を言っているかわかる。
普段なら少し敷居の高い英語もさっぱり分からないスペイン語を浴びせられた後だと嬉しくてしょうがない。
自分結構心細かったんだな…。と思いつつ、1人旅中という欧米系の60代おじ様としばし雑談。話の流れで本日の予定について話していると、おじ様もこれから空港に行きインドへ向かうとのこと。しかも時間が合うなら一緒にタクシーに乗っていかないか?とのお誘いまで!
ぜひお願いします!!との旨を伝え、1時間後に再び待ち合わせをする事に。
1人で英語の通じない中、ぼったくりに怯えてタクシーを探す苦労を考えると大変ありがたい。ありがとう親切おじさま。と思ったものの、親切おじさまのお友達(金づるにされてただけ?)のキューバ人と6人相乗りで空港に向かうことになり、ドライバーのタクシー予約の営業を断るのに苦労することになったのはまた別の話であります…笑
値段はバウチャーのみが知っている
親切おじさまと別れた後、女将さんの雑談が終わったためチェックアウトの旨を伝え、
覚えたてのスペイン語で、いくらですか?と聞いてみた。
(予約時はなぜかユーロで金額表示されていたため、キューバ通貨(CUC)での金額が分からなかったのだ)
すると不思議なことに女将さんも、いくら?と聞いてくるのです。
身振り手振りで察するに女将さんもいくらで予約したか分からないから、バウチャー(予約表)を見せろとのこと。
さすがキューバ。ざっくりである。
ユーロから電卓で計算しおよそ3000円のお支払い。
レートは不明ですが大体想定していた金額だったので、きちんと計算してくれたのでしょう。
キューバに限った話ではないですが、バウチャーはきちんと持っていくに限りますね。
その後親切おじ様と待ち合わせまで周囲をお散歩するため、指さしスペイン語を使い荷物を預りを依頼。
スペイン語で伝えると素敵な笑顔で対応してくれます。
英語が通じにくい国には必需品だなぁと改めて感じました。
ひたすらかわいいキューバ
地図もないため、右折一回のみでひたすらまっすぐ大きい道を歩いただけでしたが、キューバの町は驚くほどカラフル。
かわいいのは観光地だけかと思ってましたが、キューバ独特のカラフルな街並みは観光客向けではなくキューバの文化として当たり前の光景だったのだなぁを感激しました。
東洋人は珍しいようで、すれ違う子供たちがチラチラこちらを見ていて、目が合うと手を振ってきます。危ない感じはなくひたすらかわいい。
キューバではよく「チーノ?」(中国人?)と声をかけられますが、アジア人にはとりあえず言っているだけなので気を悪くせず「ハポン!」(日本)と笑顔で答えましょう。こちらがキューバ人とジャマイカ人の違いが分からないように、キューバの人にもはるかかなたアジアの国の人の見分けなどつきません。
治安もよく、人懐っこいけどそこまでしつこくないキューバ(しつこさはあくまでインドなどと比べてですが)に早くも親しみを感じた朝散歩でした。