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【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol3 一人で泊まれるかな編~

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ぜんぜん会話の通じない老夫婦の運転ではあったったものの無事に宿に到着しました。

一応CASAと言われる民泊を選んだので、送迎のお二人のお家かと思いきや、副業タクシードライバーだったらしく宿の前で清算。

収入を得るために外国人観光客向けの副業が多いと聞いてはいたものの、結構なお年で深夜の副業とは驚きです。

ただ私が彼らに支払った30CUC(3000円くらい)はキューバ国民の月収の2~3倍にあたる金額なのでやるだけの価値はあるのでしょう。

後ほど触れたいと思いますが、キューバ社会主義の国で収入に関していろいろと複雑な事情があるのです。

 

その後老夫婦が宿の人が呼んでくれたので無事に中に入れました。

全然英語が通じない

予約時のメールでは英語が使えたので、宿の人は英語が使えると思い込んでいたのですが、誰も英語が話せず。

一応スペイン語で「英語が話せますか?」という言葉を覚えていったのですが、全員にノーと言われる始末。

落ち着いて考えれば、英語が話せる人には「Can you speak English?」で通じるはずなので無駄なスペイン語を覚えてしまったなぁと若干反省。

何を言われているのかさっぱりわからないまま部屋を案内されました。

(ちなみに私のスペイン語は行きの飛行機で数字と挨拶を覚えた程度です。)

 

朝食は何時でしょうか

さらっと部屋の案内をした後、鍵を渡して部屋を去ろうとする女将さん。

しかし私には明日の朝食の時間を確認するミッションが残されていたのです。

身振り手振りで引き止め、英語で朝食の時間を確認するも、"breakfast"すら通じない。

若干絶望しつつも、またなんとか引き止めスマホにダウンロードしてきたスペイン語辞書(無料版なので若干訳がおかしい)で「朝食」を検索し女将さんに見せることに成功。

理解してくれた女将さんは指で9を表し、明日の9時からよ!っという感じで去っていきました。

 

謎の人形と消えない電気

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部屋は意外と広く、1LDKのシャワー&トイレ付き。

ただリビングにある人形が若干怖い。また部屋の電気を消して寝ようとするも、なぜかOFFにすると電球が点滅。

消すスイッチのない電球って何なのでしょうか。英語が通じる国だったらすぐに宿の人に確認する私ですが、深夜に先ほどと同じやりとりをする元気もなく、飛行機でもらったアイマスクを使用して眠りにつくのでした。

 

部屋から出れない

長時間フライトの疲労からか、電気の点滅する部屋でも爆睡できた私。

朝食の時間になったので食堂へと向かおうとしましたが、なにやら鍵が開かない。

あまり立て付けのよくない鍵のようで、10分ほど格闘するも開く気配はなし。

あきらめた私はスペイン語で「すみません」を調べつつ、窓から叫んで助けを呼ぶことにしました。

 

幸いなことに、ぎりぎり食堂で調理している人が見える部屋だったため、恥じらいを捨てて叫び始めた当たりで気づいてもらい合鍵で開けてもらうことができました。

その後部屋の鍵は、宿の人がかけようとしてもしまらなかったためチェックアウトまで開けっ放しに。

問題ないよ!みたいな顔をされましたが、若干荷物が不安だったため貴重品だけもって無事朝食をいただきました。

 

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朝食はパンとフルーツと卵焼き。

またコーヒーもキューバでは名産らしく雑に入れた感じでしたが中々おいしかったです。