【旅行記】婚約者を置いて結婚直前に女1人でキューバに行った話~Vol2 いざキューバへ!編~
どうにか仕事を片付け、ちゃっかり11連休を取得した私は婚姻届に署名をして家を出発しました。
同じツアー参加者と遭遇
成田から出発前に、ツアー参加者ラインで今から出発する旨を連絡すると、参加者の1人Fちゃんが同じ便とのこと。服装の特徴を聞き搭乗口の前で無事合流。
このFちゃんがかなりぶっとんでて面白い。まず話を聞くと今回の旅が初めての海外旅行とのこと。初めてで1人キューバに行くなんてすごすぎる。
いろいろとお話ししたかったけれど、別々にチェックインしたため、機内の座席は離れており搭乗口でFちゃんとは一度別れることに。
また飛行機も成田ーメキシコシティは同じ便だけれども、その次の乗り換え便が違うためキューバ到着は半日ほど私のは早いようでした。
隣の席の医者の卵
乗り換え地点のメキシコシティまで13時間フライト。
隣の席が大柄なメキシコ人だったら辛い…。と心配していましたが小柄な女性で一安心。機内食の時間に爆睡していたので一声かけた所から交流が始まり、彼女の乗り換え時間まで一緒に過ごしました。彼女の旅の話も面白かったので少しご紹介。
大学卒業間近でこれからペルーへ向かうとのこと。しかも詳しく話を聞くと、最初はオーストラリアに行き成田はトランジット。ペルーのリマで友人と合流した後マチュピチュ等を観光し、キューバに行くとのことでした。国家試験に受かっていれば、しばらく長期の旅行は難しいため1カ月かけてあちこち巡っているとのこと。
学生時代に1人旅に目覚めていれば、私ももう少し冒険できたかと思うと少しうらやましくなりました。
Fちゃんとの再会
医者の卵の子と空港で乗り換え待ちをしていると、うろうろしているFちゃんに遭遇。
話を聞くとタバコが吸いたくてたまらないとのこと。警備員に聞いたところ外に出ないと無理(すなわち一度入国して外に出るという事)と言われたそうで途方に暮れていました。弱弱しいWifiで調べても残念ながら有力な情報はつかめず、しばらく話したのちFちゃんは「時間もあるので外に出てみます!またキューバで会いましょう!」といって去っていきました。
私は初めての海外旅行で、かつ初めての乗り換えにも関わらず、タバコのためにいろいろな人に聞き回り、喫煙所を探す行動力に感動しながらFちゃんを見送りました。
(結局メキシコシティでは喫煙所にたどりつけず、乗り換え先のカンクンで喫煙所を探す日本人と遭遇し一服したそうです。コミュ力がすごい。)
無事にキューバへ到着
メキシコシティでの長いトランジットとキューバでの長い荷物待ちを経てようやく入国。時刻は23時過ぎ、ツアーの集合時間は明日13時ということで事前に予約していた宿に泊まるため、これまた予約していた送迎の方と合流。
予約時のやりとりには英語が使用できたため、ドライバーも英語可かと思いきや、待っていたのはシートが沈みすぎるおんぼろクラシックカーとこんな時間まで起きていて大丈夫なのか不安になるスペイン語しか話せない老夫婦。
閑散とした道路をイマイチ意思疎通の図れない老夫婦のかけたクラシックなBGMを聞きながら市街地へ向かうことに。
最初から刺激的なキューバ旅行の始まりでした。