【感想】社会人だけど冬休みでタビイクに参加した率直な感想~費用編~
タビイクにかかった費用は?
タビイクの費用は以下の3つ分けられます。
1つずつ参考価格と実際にかかった費用を検証してみたいと思います。
①参加費
②航空券
③現地での費用全般
①参加費
各プランごとに価格が設定されていて、2万~5万円程度。
ただし様々な割引が存在しているのでちょっとググれば簡単に5千~1万円くらいは安くなります。私は本来5万円のところ割引を使用して3万5千円まで下がりました。
注意したいのはここにはホテル代や航空券代など旅行に必要な費用は含まれておらず、あくまで参加費というところ。毎シーズン様々な割引が設定されているので、申し込む前に必ずチェックをお勧めします。
②航空券
正直ここが一番費用に差が出る箇所。
タビイクのプラン紹介にも参考価格はでていますが、これを鵜呑みにして「以外と安く行けるんだ!」と思ってしまうと後で痛い目みます。
ここに記載されているのはあくまで”最安値”。
個人的には、出発日に合わせてその最安値で購入できる保障はないと思います。
予算がギリギリの場合は、申し込みをする前にトラベルコやスカイスキャナーで調べてみることをお勧めします。
海外旅行初心者の方は、タビイクに安く航空券を購入するコツを聞いてみてもいいいかもしれませんね。
安い航空券を自力で入手するノウハウも旅人には欠かせませんので、ここで学んでおきましょう。
参考までに、私はキューバまでの航空券を往復で約12万円で購入しました。
参考価格より若干高かったですが、乗り継ぎが短く体に負担の少ない便を選んだのであえて最安値ではありません。このように自分の好みに合わせて航空券を選べるのもいい所と思えるような人は、タビイクに向いているかと思います。
③現地での費用全般
タビイクでは移動手段も宿泊先も現地で集合してから参加者で決定します。
なのでここはある程度余裕をもって準備したほうが旅行を楽しめると思います。
みんなが少し高めでも記念にバーやクラブに行きたいと言っているのに自分だけお金の心配をしている…。なんて状況になったらつまらないですよね。
基本的に宿はドミトリーの様な安めの宿を選びますし、そこまで高額になる事はないと思いますが、不安がある場合参加前に引率スタッフに相談したらいいでしょう。
私の場合は2万円程度が目安ということでしたが、タビイク期間中に4万円ほど使用しました。タクシーを多めに使用しましたし、観光客向けの遊びやレストランもそれなりに利用したので妥当な金額かと思います。
節約すれば2万円に収めることも可能だったと思いますが、参加者同士で盛り上がっていると意外と使ってしまいます。この辺は現地で集合してみないと分からないので、多めに持っていくor海外キャッシングが可能なクレジットカードを用意することをお勧めします。
私がタビイク期間+前泊(6泊9日)で使用した金額は約20万円。
個人的には南米・カリブ海まで行った割には安く収まったと思っています。
ただ他のツアーや個人旅行の場合金額だけでいえばもう少し安く行くこともできるので、タビイク=最安ではないと思います。
もちろん参加料を払っただけの魅力は存分にある企画だと思いますので、それぞれの旅行の目的に合わせて選んでいただければと思います。
続いて社会人として参加した感想と、どんな人がタビイク参加者の雰囲気についてお話ししたいと思います。
【感想】社会人だけど冬休みでタビイクに参加した率直な感想~概要編~
私は2018年春のキューバプランに参加しました。全体の感想としては今までの旅行の中でも一際印象に残る素晴らしい体験でした。
これから参加を検討されている方のために、個人的な感想ですが様々な面からお話しいたしますのでご参考にしていただければ幸いです。
タビイクって知ってますか?
簡単に言うと、バックパッカー初心者向けの旅行企画のことです。
HPでは以下のように紹介されています。
「旅がしたい。」だけど、不安で一歩が踏み出せない。
そんなあなたの為の《約1週間の旅の練習》から始まるバックパッカー初心者向け旅企画。
初めての”海外1人旅”に不安を抱える人々が全国各地から集い、引率スタッフの現地サポートの元、実践しながら旅と現地に慣れていきます。
解散後の行き先・帰国日完全自由!胸を張ってそれぞれの1人旅へ飛び立ちましょう。
10~20代の旅好きの中では最近認知度が上がってきている印象。
開催日数も多いため世界一周中の人にタビイクに行ったというと、「ウユニ塩湖でタビイクの集団にあったわ」など言われることもあり、遭遇率も上がってきているようです。
普通のツアーとどこが違うの?
まず一番大きな違いは、日程がざっくりとしか決まっていないこと。
引率スタッフのアドバイスをもとに、参加者自身で決めていきます。
この引率スタッフが”添乗員”とはまた違うのもタビイクの特徴。
引率の方のスタンスにもよりますが、基本的には参加者を放置です。
本気で詐欺にあいそうなときや、深刻に体調を崩した時にはサポートしてくれますがギリギリのところまで見守るスタンスの方が多い印象です。
これを見て「そんなのありなの?」とか「冷たすぎる。」と感じた方もいらっしゃるかと思いますが、”タビイク”だからありなのです。ここのコンセプトを理解しないで参加すると、満足感が半減してしまうと思いますので興味のある方は続きを読んで頂ければと思います。
タビイクの”引率スタッフ”って何者?
基本的には旅行経験の豊富な旅人が担当しています。
引率スタッフの役割は、あくまでこれから1人旅できるようにサポートすること。
旅にトラブルはつきもの、トラブルにあったら”どうしたらいいのか”を経験させることを大切にしている方が多いと思います。
なので(程度にもよると思いますが…)危険を事前に回避することよりも、参加者の自主性を尊重してくれます。
海外旅行をしたことがある方には分かると思いますが、一人でトラブルに合うと本当に頭が真っ白になります。そういった経験をサポートしてくれる仲間とベテラン旅人がいる状態で経験できるのは、今後の旅の安全度を格段に上げてくれます。
なのでタビイクは快適なツアー旅行を求める人よりも、HPの主旨通り”未来の旅人”にこそ向いているツアーだと思います。
タビイクの引率スタッフのブログを読むとタビイク中の様子がよくわかると思います。
(体調不良が当たり前のインドプランについてのブログなのでいろいろリアルです)
ここまでタビイクの概要をお話してきましたが、続いて気になる費用面についてお話ししたいと思います。
【青梅・つつじ】塩船観音寺に行ってみた
つつじで有名な塩船観音寺
4月中旬~5月上旬が見ごろのつつじ。4月末に伺いましたが、2018年は早咲きの年だったようで、少し見ごろは過ぎていました。
住宅街に突然現れる感じが素敵です。シーズン中は案内看板や、誘導の方もいらっしゃいますので迷うことはないと思います。
本堂の周りに咲いているつつじが色鮮やかです。近くで見るのも素敵ですが、やはり色とりどりのつつじと緑のコントラストが塩船観音寺の魅力ですね。
雑誌などで紹介されているのは、上から本堂を見下ろした風景が多いです。
すり鉢状につつじが咲いているのが素敵ですね。ただ少し見ごろを過ぎてしまったようで、緑の割合が多い印象でした。
GWの混雑度合いは?
GW前半の15時頃に訪れましたが、バスも電車も座っていくことができました。ただし臨時バスの時間が例年10~15時の様なので、単純に来訪者のピークを過ぎていたのかもしれません。
火渡りで有名な例大祭(柴燈護摩火生三昧火渡荒行厳修)は混雑が予想されますので、つつじが目的の方は祭りの日をずらしていくのが無難でしょう。
周辺の施設は?
住宅街のど真ん中にありますので、バス停~塩船観音寺までの間に飲食店はほぼありません。そば屋が一軒と繁忙期のみと思われる屋台数軒でした。お食事は最寄りの河辺駅で済ませてくる方が選択肢は多いかと思います。
infomation
〒198-0011 東京都青梅市塩船194
アクセス:JR青梅線河辺駅からバスで10分
塩船観音入口から徒歩で10分
料金:
大人:300円 (つつじまつりの時のみ)
ベストシーズン:
4月中旬~5月中旬 (つつじ)
【両国・蔵前】ゲストハウスFeteに泊まってみた~東京っぽくない空間~
きっかけは朝が苦手だから
丸の内で仕事の予定があり、東京都23区外の自宅から朝移動するのが億劫だったためとった宿。浅草のBOOK AND BEDも同様の理由で宿泊していたのですが、1人でごろごろするのも中々楽しく再び東京都内ショートトリップをしてしまったのでした。
決め手は価格の安さ
Booking.comで検索してHIT。1泊2200円で口コミもそこそこ良い。
女性専用ドミトリーも空いていたのであまり深く考えずに予約することに。
とりあえずチェックイン
両国駅から徒歩15分ほど。大通りから少し奥にはいった住宅街にひっそりあります。
1FがCAFE&BARのようで宿泊客とスタッフの方で賑わっていました。
宿泊客は1ドリンク無料(ビールも選べる!)、20時から毎日食事のイベントがあるので自由参加でどうぞとのこと。
その後簡単に館内説明を受けて、チェックイン完了です。
宿泊設備はどんな感じ?
共用のキッチンと冷蔵庫あり。
周辺にスーパーやコンビニも充実しているので、パスタやパンなど調理している方もいらっしゃいました。
シャワールームも複数完備。私は近所の銭湯に行ってしまいましたが、掃除も行き届いていて、衛生面でも問題なかったです。
洗面台も若干個人の私物らしきタオルがありましたが、髪の毛などが気になる事はなくきれいに保たれていました。ドライヤー自由に使えます。
ベットの快適度は? ★★★★☆ ★4つ
ドミトリーにしては縦のスペースが広い印象。着替えも楽にできました。
ベットのマットレスも比較的柔らかめで快適に寝れます。各ベットは遮光カーテンがついているため、他の方のライトも気になりませんでした。ただ部屋全体としては長期滞在の方の荷物が少し目に触れる所にあるため若干生活感ようなものはあります。ドミトリーに慣れている人からしたら特に気になりませんが、ホテルをイメージしてきてしまうと少し違和感を感じてしまうかも。
埃っぽさは?★★★★☆ ★4つ
10人部屋のわりに空気はよく、鼻詰まりものどの痛みもほぼなく熟睡できました。
寝起きに鼻が詰まっていないととても快適です。
交流度は?★★★★★ ★5つ
毎日のイベントをはじめ、珍しいくらい交流の機会を作っています。
スタッフさんも気さくに話しかけてくださり雰囲気作りには気を配っているようでした。
特に夕飯に食べたいものもなかったので、1Fのイベントでカレーを食べながら近くにいた学生さんと少しお話し。夢を追いかけている人の話はなんだかワクワクしますね。他のテーブルでもあちこちで交流が行われているようでした。ただ宿泊ゾーンとは別れているため、関わりたくない人は無理に巻き込まれることはないです。宿泊者は欧米系の外国人の方が多いため英語が話せる人は国際交流もできて楽しいかと思います。
騒音度は?★★★★☆ ★4つ
1Fでイベントは行われているものの夜中まで騒ぐことはなく、2Fのドミトリーは就寝時間には静かで快適でした。ただドミトリー内にトイレと洗面台があるため使用している人がいると若干水音などはしてきます。
総評 ★★★★☆ ★4つ
何より価格が安い。寝るだけでも、交流目的でも楽しめる宿だと思います。
特に1Fのカフェは家が近所だったら入り浸ってしまいそうなアットホームさです。
後日談
アットホームさが強く印象に残ったため少し調べてみると開店までのストーリーが記事になってました。さわやかなお兄さんだなぁと思ったオーナーさんも面白い経歴の持ち主だったようで、記事を読んでいたらいろいろ聞けたかと思うと少し残念。
これから行かれる方はぜひ一読してみてください。
【現オーナーさんのお話し】
思い立ってわずか10ヶ月!貯金20万円でスキルもない僕が東京にゲストハウスをOPENした方法 | ゲストハウスクリエイターズノート
【Feteの前身のゲストハウスのお話し】
infomaton
【東京・浅草】BOOK AND BED TOKYO ASAKUSA へ行ってみた~本好きにはたまらない~
BOOK AND BEDってどんなところ?
「BOOK AND BED」は、”泊まれる本屋”をコンセプトに最高の眠る瞬間を提供しているホステルです。池袋店OPEN時に雑誌で「本をむさぼり読みながら寝落ちできる」と紹介されていてずっと気になっていたのですが、予約いっぱいで中々いけず…。
新たにOPENした浅草店のほうが若干空いているという噂を聞きつけ念願かなって泊まることができました。
早速チェックイン
場所は浅草駅から徒歩2分のビルの6F。
チェックインは16:00~深夜までOKのようですが、楽しみすぎて午後半休を取得し、16:00ジャストに向かいました。
エレベーターを降りると一見倉庫のような空間。
この木のドアを右に強めに引くと受付です。
※結構重いのでなかなか開けられず押したり引いたりしてしまいました…。
受付でおしゃれなお姉さんから施設の説明。音が気になる人用に耳栓を無料でプレゼントということでしたので頂きました。
館内の写真は撮り放題でインスタも大歓迎とのこと。実際写真を撮っている方も多かったです。
受付終了後にお姉さんから「私のお勧めの本お部屋に置いておきました!」との一言。
自分のブースの入り口に素敵な詩集が置かれていました。本好きとしてはたまらない粋なおもてなしです。
館内はどんな感じ?
真ん中のテーブルをはさんで、布で仕切られたベットのみのゾーンと本棚兼ベットのゾ-ンに分かれています。
本棚のゾーンは各棚の下にスーツケースや靴を収納できるスペースがありました。
出入りするときにはかがまないといけないので、スカートだと少し大変かもしれません。
本のレパートリーは?
本好きには気になるポイント。一時期よく売れた本、漫画、コミックエッセイがメインで文学的な本は少ない印象。
マニアックな本との出会いを求めている読書好きには物足りないかもしれません。
私としては、普段読まないような写真集、かつて途中まで読んでいた漫画、いつか本屋さんで見かけて気になっていた本など気になる本が盛りだくさんで大満足でした。
気になる飲食メニュー
コーヒーや軽食はこちらのカウンターで販売。
※現金は使用できないので注意です。
夜にはアルコールも提供されます。インスタで見たベーグルを夜食にしようと思っていたのですが、私が行った日は残念ながら売り切れ。
ただ周辺のお店も充実していて持ち込みは自由。バルミューダのトースターも自由に使えるので、お散歩ついでに買ってきてもいいと思います。
夜の観光も気兼ねなくできる
チェックインした後はカードを使用して24h出入り可能。
夜の浅草寺は時期によってはライトアップされていて素敵です。
昼とはまた違った雰囲気が楽しめるのでお勧めです。
利用者の雰囲気は?
私が利用した日は外国の方と日本人半々くらいの印象。
日本人は1人利用が多く、観光の方が2~4人程度のグループでした。
交流度は?★★☆☆☆ ★2つ
いわゆるホステルとして、他の利用客との交流はほぼなしです。
ただスタッフさんは気さくな方ばかりでしたので、こちらから話しかければ周辺のお勧め情報や、本のお勧めなども聞けると思います。
ベットの快適度は?★★☆☆☆ ★2つ
マットレスは少し硬めです。カプセルタイプのベットなので夏は蒸し暑いかもと思いました。天井が狭いので着替えも大変。ベットのシーツの着脱も頭をぶつけてしまいました。
騒音度は?★★★★☆ ★4つ
いわゆる談笑スペースのようなものが宿泊ゾーンと区切られていないのですが、皆さん他の人に気を使って静かに過ごしていました。
施設全体としては静かですが、ベットの設計上、上の人が動くとギシギシ聞こえます。
また階段を上り下りする音も若干気になる。音に敏感な人は耳栓をもらいましょう。
朝は7:00ごろからちらほらアラームが聞こえます。ギリギリまで寝たいたい人もぜひ耳栓を!
埃っぽさは?★★☆☆☆ ★2つ
ハウスダストアレルギーの身としては少し施設全体が埃っぽい印象。フロアのソファーでくつろいでいても少しのどが痛い。鼻もむずむずしてきたのでアレルギー用の薬を飲みました。
コーヒーの香りで目覚める朝も最高!
朝は7:00~コーヒーや軽食の販売が始まります。
コーヒーのいい香りに包まれながらチェックアウトまで読書を楽しむのも素敵です。
隣のビルのスタバも7:00~開店してますので、そちらを利用するのも良いでしょう。
総評★★★★☆ ★4つ
宿泊施設としてはイマイチかもしれないけど、ここは”読書”がメインの場所。
HPにもあるように本を読みながら寝落ちのコンセプトは見事に叶えてくれています。
若干鼻水はでるけど、次回は次の日用事がないときに行って一晩中ごろごろ読書したいです。
infomation
【宿泊価格】
「COMPACT」¥3,800-(税抜)/1泊 〜 ※土日祝前日などは変動あり ※1室1名まで
「STANDARD」¥4,600-(税抜)/1泊 〜 ※土日祝前日などは変動あり ※1室1名まで
「DOUBLE」¥6,800-(税抜)/1泊 〜 ※土日祝前日などは変動あり※1室2名まで。お2人での利用の場合は1室料金となります
チェックイン 16:00~ チェックアウト 11:00
【サービス】
・Wi-Fi 利用無料
・小型ダイヤル錠付きロッカー(数量に制限があります)
・ドライヤー貸出し(24時〜翌朝7時 までは使用できません)